hanadojoの日記

Hana Open Innovation Dojo 『IT×ものづくり拠点』

サイバーセキュリティのアメリカ大会に中学1年生3人がチャレンジ!!【CyberSakuraパイロットプログラム】

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2020.11.15
サイバーセキュリティ競技会アメリカ大会CyberPatriotにHana道場中学1年生3人が参加しました!
(来年開催の日本大会「CyberSakura」のパイロットプログラムとして参加)
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8月からいくつかの練習ラウンドに参加し、今回が本番の予選ラウンドでした。
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3人とも小学生の時からIchigoJamでプログラミングを始め、中学生になった今ではロボット制御やJavaScriptなど好きな方向に進んでいっています。
メモリやCPU、OS、ネットワークなどパソコンの基礎知識はIchigoJamのお陰で理解しており、サイバーセキュリティの入門部分はすんなりとクリアしました。
ハード(コンピューター)の知識も得られるIchigoJamは発展性に溢れています。
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具体的な競技内容は、公開することはできないので概要のみ紹介します(アメリカ大会)。
中高生が2〜6人でチームを組みます。
第13回目になるアメリカ大会「CyberPatriot」は、今回中学生だけでも300チーム以上が参加し、全体で2200チームを超える世界最大級のサイバーセキュリティ競技会です。
日本大会「CyberSakura」を来年開催するために、今年はアメリカ大会に参加する日本チームを募集しました。
Hana道場の他にも東京や埼玉、仙台など全5チームが日本から参加し、アメリカの中高生とスコアを競いました。
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運営から設定がすでにされているOS(Windows10やServer2019など)と各種ファイルが丸ごと送られてきます。
(参加者の使うパソコン本体に影響を受けないよう仮想環境でそのOSを動かします)
セキュリティ面を強化できると点数がもらえ、逆にセキュリティ面が低下すると減点されます。
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また、大会シナリオ(全文英語)を読み、それを手掛かりに余計なファイルやユーザー設定、ネットワーク設定などを見直し修正していきます。
つまり、サイバーセキュリティの知識はもちろん、英語の翻訳、仮説を立てて検索する調査力、チームで役割分担するチームワークなど様々な能力が必要になります。
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予選1ラウンドあたり最大6時間参加できる長丁場の戦いです。
Hana道場チームも途中で行き詰まり、Hana道場近くの松阜神社で休憩していました。
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(問題が解けますように...)
結果は200点中、129点拍手
中学生の部では真ん中くらいの順位でした!
4時間半戦い抜きました!!
<以下他のチームの参加した感想やリアクション>※監督者からのメッセージ
高い点数がとれた事で生徒たちも喜んでいましたし、
取り組んでいく中でサイバーセキュリティについてもよく学べたと思います。
子供たちも興奮冷めやらぬ感じで、しばらく楽しそうに一緒にいました。
「楽しかった」とか「次はいつ?」との声もあり、いい経験になったと思ってます。
チームの子どもたちがとても前向きに取り組んでいます。
貴重な体験をありがとうございます。
とても頼もしいご意見ありがとうございます!!
サイバーセキュリティの知識がなくても、座学資料と実践ラウンドがいくつも用意してあるので参加できます!
最近、サイバー攻撃不正アクセス、個人情報の流出など立て続けに起きていますね。
これから必ず必要になるサイバーセキュリティ人材。
日本から輩出しましょう!
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【Hana道場師範】
中村